みずちゃんのトルコ日記X 

5月14日(土)

 おばんどす。イスタンブールよりメルハバ!
まだ長袖一枚でいけます。半袖は場所によってはきつい。

 昨日は赤いおうちの手前のハッシュロッジというドミトリーっぽいとこに泊まりました。
80TL/ツイン トイレ、シャワー共同 朝ごはん付




2段ベッドは割と好きです。安いしいいんじゃないですかね。4Fだったから疲れた。
日本だと3階建て以上はEVつけるとかいうルールがあるけどトルコではないのかしら。

そして朝ごはん食べるとこ狭すぎて食いっぱぐれました。
行く人は朝ごはんは早めに行った方がいいかも。

あとピアノがあるって話だったけどなくてがっかりでした。どこにあったんだろう。


200Mくらいしか上がらないけど20TLの気球が有名なんですけど風が強くて今日も昨日も飛びませんでした残念。
↓これね。



 そしてフェリーで移動。
さよならカドッキョイ

フェリーの画像撮り忘れた。まぁ普通のフェリー。20分くらい。1,75TLのちスルタンアフメット到着。

着いてすぐ見えるモスク、イェル・ジャーミィ


モスク何個も見てて思うけど日本のお寺とか神社より作るの大変そうだよなぁ・・・。しかも何個も。

んでこっから威厳のあるおっさんのお祈りが一日5回も聞こえてくるんですよ、生放送で。


これが町のトラム(路面電車)今回は乗る機会はありません。ちぇっ。



やってきました地下宮殿。イェレバタン・サルヌジュ(イェレが地に、バタンが沈んだという意)
10TL/人


やだ、この照明かっこいい。

かなり天井が高いです。

ここは貯水池で4世紀から6世紀、
コンスタンティヌス帝からユスティニアヌス帝の時代に造られたものだといわれているらしい。

土曜ということもあってかなり混んでました><

なぜかメデューサの顔x2


しかもなんで横なんだろ?
よくわかんないけどこの貯水池侵すべからず的なアレだったのかな。


お魚しゃんも泳いでおります。昔の人は釣ってたらしい。てことは食えるのか。




そして地上。ブルーモスクことスルタンアフメットジャーミィ(モスク)


!?
このおじさん超ピィース。誰だ・・・!?









ここのミナーレはスルタンアフメット1世から黄金=アルトゥンを所望されたが6=アルトゥと勘違いして
設計者がミナーレを6本作ったというモスク。

6本見えなかったんだけどどこにあったんだろう?

水色、白、黄色・・・トルコ人センスあるよなぁ・・・。
国旗の赤と白の月と星もきゅんきゅんくるわぁ☆


行く人は今もモスクとして稼動しており、観覧時間があるので注意。
1時間半位の休憩が何回かありました。

黒尽くめの巫女さんがクローズタイムですよぅーって言って慌ててた。萌え。


その正面にあるアヤソフィア博物館。


噴水大好きトルコ人!

コンスタンティヌス1世により建築がはじまり、2世で完成した大聖堂。ギリシア語でハギアソフィアという。
ここは2階ものぼれます('ヮ'*)




四方に書かれた人面鳥。意味はわからないからちょっと怖い。


ライトがお花型で可愛い。


博物館なのでところどころに展示物があるんだがよくわからない階段。

空洞だけど強度は大丈夫?(’・A・)



親指を真ん中にひっつけたままぐるりと360度回すことができると願いが適う柱。
通称聖母マリアの手形。

並んで自分もやりましたとも!

最初から180度回しておくのがコツ。ちゃんと回せました。

そしたら後ろに並んでた黒人ぽいお姉ちゃんが GOOOOD!って親指立ててくれた。わーい。


二階からの画像。きれいでしょ♪




今日のご飯ココレット。羊の腸でございます。
なんか唐辛子めっちゃ入ってて辛かった><

味はまぁこりこりしてて普通ですハイ。

ドネルケバブみたいにそこらで売ってるものでもないのでちょっと高め。7TL。



さて一度宿へ戻ってお買い物へGO。

グランドバザール!おばちゃんがこっち見てるけど気にしなーい。
名前の通りいろんなお土産が売っている広いバザールでございます。

香辛料の通りとかランプの通りとかあるので欲しいものを定めて探しにいきましょう♪


私はてかてかしたスカーフが欲しかったのでそれを求めていきました。

んでこれ。

黒色と水色と灰色と白がいいなーと思って買ったんですが

店の兄ちゃんが最初「180TLだよ」と言いまして。
お土産屋で買ったパシュミナ(カシミヤの一種)+シルクの普通のやつが10TLだったのでおわわ。

ポリエステル製で安くてよかったのにと思い、兄に「高いからいいや。安いのでないと普段使いできないし」

と言ったら店の兄ちゃん「高い」を理解、「高いのこれシルクー」

なんやかんやで兄と相談した結果50TLまで下げてくれました。もしかしたらそれでも高いのかもしれないけどいっか。

やっぱり気に入ったものを買うのが一番ですね。
ぐへへ。兄者ありがとう。

ちなみにこの柄は伝統的な柄らしい。なんの柄なんだろ?


ジャーミィに行く途中にきゅうり食ってるトルコ人のおにいちゃん4人くらいに
一緒に写真撮ってくれYOって言われた。

この旅でもう何回目だろう。そんなに日本人って珍しいのかなぁ(’・A・)

なんだか不思議です。きゅうり食ってるのも不思議。


そうそう屋台が多いんですよスルタンアフメット。
ガイドブックに載っていたとうもろこしも栗もあるし、

アイスクリームはもちろん、すいか、きゅうり(その場で縦に剥いてくれる)、りんご(その場でくるくる剥いてくれる)、ばなな。




さーて明日は宮殿だぁ☆ミ







5月15日(日)
盗撮はやめてほしい、
とか有名人ぽいことを言ってみたけどほんとにやめて欲しいただの日本人みずたまですメルハバ。

ホテルでホテルの掲示板を見ながら日本人があった被害状況の中に
「一緒に飲もうよと言われていったらそこがぼったくりバーでした」というのを見て
「こんなの実際にひっかかるのね」
と言っていたら後ろから
「気をつけた方がいいですよ」と言われました。

その若いお兄ちゃん、大阪人でちょうど昨日同じ手口で15万も盗られたとか!

き・・気まずい。
まぁ確かに宮殿前とかめちゃくちゃ日本語で話しかけられました。
兄いわく日本語で話しかけてくる人、すぐにご飯一緒に食べにいきましょうという人、は危ないとのこと。
もちろんただの親切な人もいるんですけどね。


しかも警察に届けてないと言っていたのでそれだけはおすすめしておきました。
自転車でトルコを回る最初の段階だそうなんだけれども・・・あの人最後まで生きてけるんだろうか。

東の方に行くと言っていたので、見かけた人いたら助けてあげてください(A;´・ω・)フキフキ



残念ながらイスタンブール訪問が土日に被ってしまってどの施設も混み混みでございます。

朝一、開店と同時9:30に行ってまいりましたトプ☆カプ宮殿
20TL/人

トプカプ宮殿はオスマン朝の支配者の居城として1460年代にメフメット2世によって着工されたという。
トプは大砲、カプは門、サライが宮殿の意で、ボスポラス海峡向きに大砲が設置されていたことからついたとされる名である。

そのハレム(ハレムは別で15TL)

大奥みたいなもんですね。側室の控えるところです。
あんまきれいじゃなさそうだなぁと思って通っていたら・・・


!この扉。よく見ると螺鈿作りなんです。た・・高いんだろうな。

こんな風に奥方たちがチャイを飲んでたんですね。ハイ。


この建物には壁にかかれた絵画もあります。

タイルの模様と相まって不思議な感じ。ちょっと騙し絵チックにもなってます。


なんかよくわからない使いにくそうな多分棚?
なんなんだろうこの食パン柄。いたるところにありました。


ステンドグラスの文化もすでにあったんですね。ふ・・ふつくしい。。。


窓の格子はお星様もあるよ☆


柱の石の種類も変えちゃうぞ☆さすが宮殿。


屋根の内側まで模様描いちゃうゾ☆さすがスルタン。


ぴんくの屋根もあるよ☆さすが甘いもの大好きトルコ人。


ここに重さ3キロという世界最大級のエメラルドのついたトプカプの短剣
世界有数の大きさと言われるスプーン屋のダイヤモンド(86カラットのダイヤを49個のダイヤで囲む)
 ↑猟師がダイヤモンドの原石を拾い、3本のスプーンと交換したことからそういわれているという。もったいない><
があるわけなんですけど、写真はダメなので

ポーズをとってくれたイスタンブール猫でも見て楽しんでください↓


そして楽しんだところで坂を下りていくと
兵隊さんと韓国人のおばちゃんが。

兵隊さんが私たちを見て

英語は話せるか、と言うので兄が話せますよと言うと
このおばちゃん英語喋れないんだよね助けてあげて

という。うちらも韓国語は喋れませんよ><

なんやかんやでおばちゃんバスの時間が間に合わない、迷子になった
らしく、30分くらい3人でうろうろ。。
「すいません」という言葉は知っているらしくすいません連呼のおばちゃん(‘;ω;`)
バス見つからないし、どんなバスなのかどこにあるのかなどは言葉が通じないし・・・><

道で韓国人ぽいカップルを見つけて兄が話しかける。
韓国人の人が「この人とずっと探してたの?」と英語でいう。韓国語で話し出すおばちゃんとカップル。

兄と韓国人のお兄さん握手。「あとは僕たちに任せて」
これが国際友好の印であった。

そしておばちゃんを同族に預けて我らの旅に戻るのであった。

あのおばちゃんは今元気にしているだろうか・・・。


トラム昨日乗らないって書いた気がしますが乗りました。

自動販売機みたいなこれで買えます。ジェトンといいます。

コイン、入れても入れても出てくるときがある。。。何故。。。

こんな感じのおもちゃのようなチップが出てきます。1.75TL/人
色は何種類かあるみたい。あとこれより小さめのサイズのも見かけました。

一律1.75TL(一駅だろうが最後まで行こうがかわりません)
一応ゆくゆくは廃止予定でこの先はカードになるらしいんですが
まだ消える様子はないみたい。


乗り場はこんな感じ。
トラムに乗ってガラタ橋を渡り、カラキョイへ。ボスポラス海峡がよく見えますとも!


軍事博物館にも行ってまいりました。4TL/人

坂の上にあったので足が疲れた・・・><

カラキョイから歩くのはおすすめしません><


入る直前の柵に何個かついてた紋章(?)

手に持っているのは太鼓の撥なのかな。それとも食ったるゾーイ、みたいな。


中の施設は写真を撮ると8TLかかるのでカメラは預けていきました。

ですので写真はありません。
一言でこの施設を説明しますと、
「この中の武器、どれでも好きなやつ持っていきな」状態でした。

展示されているソード、スピア、ボウ、斧、防具、大砲の多いこと多いこと。
結構広かったんですが、ここは休日なのに空いてました(’・A・)

まぁちょっと中心地からも離れてますからね。武器好きな人にはおすすめ。


 そのあと1キロくらい離れたデパートへ。

入り口に空港にあるような荷物をスキャンするアレがあるんですよね。
出てく時はスルー。なんだか不思議。

テロ対策なんだろうけど、日本だったら逆なんだろうな。出てくときスキャン。


 ところで昨日の話になるんですがブルーモスク4本しかないって言ったけどちゃんと残りの2本を発見しました。

2本はちょっとだけ離れたところに。(ガイドブックでみるとこれ横から撮った写真になるらしい)右が正面。
でも、こっち側に大きなお庭があってみんなこっちから入るんです。と言い訳。

ちゃんとライトアップするんですね。

近くのホテルだから一建物で二度美味しい。
でもブルーさが全然わかんねぇやwなんでどうせならブルーにライトアップしないんだろ。



そして夜はセマー(旋舞)を見て参りました。
セマーとはイスラム教のメヴレヴィー教団の踊りで上から下まで真っ白な服を着たおじさんがくるくる回る不思議な踊りである。

50TL/人
でホテルで予約してもらい見に行く。

踊り子さんの写真は撮らないでください、とのことなので写真なしです。

昨日飲み屋で見た猫親子の画像でも見て許してください。

右側から小さい子猫がお母さんの乳を吸っている様子。

ここ道の端っこの居酒屋なんですけどね。
猫フリーダム。



そうそう、それでセマー。店はHodia pasha.
50TL/人
相場より安いです多分。だからか知らんが店の人が愛想がない・・。

6:30から開始で、超満員。
左から太鼓、ミニ琴っぽいもの(メロディーライン)、三味線に似た弦楽器、縦笛
奥の段に歌い手x3人
が15分くらい演奏。

しばらくすると
5人の白いおっさん登場。手に毛皮を持ち、黒いコートを着ているが10分くらいお辞儀をしまくったあと
地面に毛皮を置き、その上に脱ぐ。
そしておもむろに右手は左肩、左手は右肩にクロスするように乗せ、
1人のおっさんがくるくると・・・。
他のおっさんもくるくる・・・。
そして全員回り始めた頃、手が上へ。

右手が手の先を上に広げて、左手が大地と平行に90度折れている。
軸足は定めず常にかえている。
速度は5人の間で定めないらしい。早い人もいる。

4クールあって、間の時間は2,3分。その間はおじぎして位置をかえている。
1クール数えてみたら230回くらい回っていた。

3クール目で後ろの席の客が立ち上がったが、4クール目で座った(笑)

兄によく見ているなと言われたが、つまりは



それくらい暇だったんです!!!><
どうせならベリーダンスが・・・見たかったとです。。。
宗教心なくてすんません・・・。



ほーらイスタンブールの月は美しいですねー。


と綺麗にしめつつ明日は夜行電車で22時にイスタンブールを出発して、
ブルガリアのソフィアに移動いたします。

夜行列車楽しみだなぁ楽しみだなぁ。





5月16日(月)
MERiH2 HOTEL  60ユーロ/ツイン
二泊しました。

日本語の話せるアイシャさんという美人なトルコ人がいます。
兄が「世界遺産完全制覇の旅」という動画を観て予約しました。美人だからね。

アイシャさん会ってみるとホントにぺらぺら。

入り口はお菓子やさんの隣の隣くらい・・だったかな。結構狭い。



ホテルのベッドカバーが王朝っぽい。


朝ごはんは地下1F。
そうだ!ここの朝ごはんのパウンドケーキなんですが、
普通に日本人向けの甘すぎない味で美味しかったです。久々に甘くないお菓子を食べたぜ・・。

ただトルコ人のホテルにしてはルールが多くてちょっと怖かった(’・A・)
(部屋で洗濯したら罰金20TLとか、荷物を預けると5TLとか)
アイシャさん仕事できるんだろうなぁ・・・。

お世話になりました。


あ、ちなみに近くのお菓子やさんはこれです。

なんかゼリーのような練り菓子のようなコレ。硬いマシュマロのようで超甘いです。注意。

最初の町、アンタルヤでこんだけ買ったんですが・・・
・・・超もっちもちでした。

トルコ在住典子さん曰く、出来立てほやほや当りを引くのはなかなか難しいらしい。


テオドシウス1世のオベリスク。

エジプトのカルナック神殿からローマ皇帝により運ばれたもの。

ヒエログリフが刻まれている。・・・かってに持ってきていいのか?(’・A・)

下にはぎっちり人が。ここも120%超満員。


ヒエログリフの絵の一部。なんか顔が無駄にリアル(’・A・)


この広場には3本の柱が建っているらしいんだが、1本は修理中で1本はみかけなかったです(笑)


キュチュック・アヤソフィア・ジャーミー






この内観、大好きです!!

6世紀ユスティニアヌス帝によって建てられた聖セルジウス&聖バッカス協会が元になっており、
コンスタンティノープル陥落後の16世紀にヒュセインアーによりジャーミィに改装されたという。
イスタンブールで現存する最古のビザンツ建築。2Fはのぼれます。

入館フリーなのでお布施ボックスへ小銭を寄付。

女性は入り口のおじいさんに髪の毛をスカーフで隠すように言われます。
ブルーモスクでも言われなかったのにな(’・A・)なんか新鮮。

んでそのおじいさんが入ったときに
「どこからきたね、・・・ああジャポネね^^」って言ってて
帰り際も
「どこからきたね、・・・ああジャポネね^^」って言ってた(笑)
寄付したら^^てしてた。じいちゃん萌えす(*´д`*)ハァハァ


そして建物を出るとすぐ正面のベンチの後ろに・・・!

ジャーミィ猫発見!鋭い眼光のイケ猫です。

彼(かどうかしらんが)自分より大きな猫が通りかかったら風のように飛んでいき喧嘩ふっかけてました。


そして休憩。黒いから顔が見えません(笑)手触りはシルク。


イェディクレ(7つの塔という意味) 5TL/人

テオドシウスの城壁の南側にある要塞。

だだっぴろい広場が城壁で囲まれています。急な階段で上れるし建物の中も入れますが
めっちゃたくさんのトカゲがいます(笑)



敵襲だぁああ!みたいな。




この足場・・・><なんか数箇所外れてるんですよね・・。。。超怖い・・


んでトカゲちゃん。



この石ころなんだかわかりますか?

かつて使用していた大砲らしいです。多分。


やーい!KUZU。

通り道にあったお店です。何屋かは知らんw


そしてガラタ塔。 11TL/人(旅の歩き方には10TLと書いてあったが・・1TL値上がった?)

高さは67mしかないんですが、高い丘の上にあるためとても目立つ。
6世紀初めに灯台として使われており、その後牢獄や天文台などとして使用されたらしい。

エレベーターで最上階までのぼり、更に階段でのぼる。

上から見下ろした町並みはこんな感じ。





!!

この1UPガラタ橋の下でも見たなぁ。

ガラタ塔の麓は猫の楽園ですハイ。

ここにカリカリのキャットフードをばらまいてる人がいる様子。

猫用水もあったしな。。いい人が住んでるようです。


福岡のキャナルシティ

ではなく、カンヨンという大型ショッピングセンター。
イスタンブールはおしゃれな町なので、大型ショッピングセンターがたくさんあるのです。

写真はないけどオリヴィウム・アウトレット・センターというアウトレットモールと
ヨーロッパ最大級の広さのジェヴァーヒル(約280店舗!)というところにもいきました。



そして電車に乗って駅へ。

楽しい三日間でした・・・さようならイスタンブール、さようならトルコ。

というわけで22時に夜行列車で旅立ちました。




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